Apricot 5.6のスクリプトの変更点と最小構成のサンプルの公開

Apricot 5.6ではキャラクターのスクリプトを処理するプログラムを大幅に変更しました。
ただこのスクリプト関連の変更によってXMLで記述する書式はほとんどなく、前バージョン(5.0以上)と比較してほぼ互換性を保持していますが、一つだけ変更があります。

それはmessegeタグのduration属性で、より分かりやすい記述方法に変更しました。
5.6以前では、ミリ秒単位でバルーンの表示時間を設定するようになっていましたが、

<message duration="5000">Hello, world!</message>

5.6以上では「時:分:秒(hh:mm:ss)」という書式で記述するようになりました。

<message duration="00:00:05">Hello, world!</message>

(5秒に設定する場合)

XMLで記述するキャラクターのスクリプトの話はこれでおしまいですが、キャラクターを作る際に最小のXMLファイルが欲しいというご要望があったので下記URIにて公開しました。
ご参考になれば幸いです。

http://www.apricotan.net/wp-content/uploads/Foo.zip


参考:
Apricotのキャラクタースクリプトの仕様
http://goo.gl/P2VDL